好きな人にLINEを送った。変なことは書いていないはずなのに、返事が止まった。

読み返すたびに「この一言いらなかったかな」と気になる。そういう経験、あると思う。

ただ、返信が遅い理由は文面だけではわからない。仕事中かもしれないし、あとで返そうとしているのかもしれない。

だから今回は、返事から脈を読む話はしない。相手が「何をどう返せばいいんだろう」と迷いやすい送り方を、書き直しの例と一緒に見ていく。

ワイは、好かれる一文を探す前に、返しやすい一文を作れたらいいと思うんよ。

① 質問を一度に詰め込む

「今日何してた? ご飯食べた? そういえば土日空いてる? 前に言ってた映画もう見た?」

どれも話したかったことなんだと思う。でも、受け取った方には四つの用件が届いている。

ご飯の話にはすぐ返せても、土日の予定は確認しないとわからない。全部に答えようとすると、短い返事で済むはずのLINEが後回しになることもある。

ここで減らしたいのは、あなたらしさより、一度に答えてもらうことの数。

映画に誘いたいなら、まずはこれでいい。

「前に話してた映画、今度一緒に見に行かない?」

相手が「行きたい」と返したら日程を聞く。すでに誘う約束をしているなら「映画、土曜か日曜ならどっちがよさそう?」まで一緒でもいい。

一通に一問と数えるより、一回の返事で何を決めてもらうかを絞る。そう考えると、機械的な短文にしなくて済むんよ。

② 返事を待たずに催促する

「見た?」「忙しい?」「何か変なこと言った?」

不安で送った三通でも、相手からすると、最初の質問に加えて「返していない理由」まで説明する話になる。

日本のLINEやメールの研究でも、早く返信することへの義務感や、やり取りの早さを相手に合わせる傾向が扱われている。自分は軽い確認のつもりでも、受け手が同じ軽さで読めるとは限らないんよ。

急ぎでなければ、追加の質問はいったん止める。予約などで期限があるなら、不安をぶつける代わりに事情を伝える。

「お店の予約をしたいから、明日の夜までに行けそうか教えてもらえると助かる」

必要な連絡まで我慢することはない。「なんで返してくれないの?」から「何をいつまでに知りたいか」に変えると、相手も答える内容がわかる。

短くすれば返しやすいとは限らない

一言でも、相手を困らせるLINEはある。反対に、説明が少し長くても、何を答えればいいかわかるLINEは返しやすい。

ここからは、つい送りがちな残り三つと、誘うとき・会話を続けたいとき・返事が来ないときの書き直しを見ていく。

「じゃあ、自分のLINEはどう直せばいい?」と思った人へ。noteには残り三つに加えて、誘い方・会話の続け方・返事が来ないときの文面比較を載せた。

長文を削るだけでは直せない、相手が返事に迷うポイントまで整理している。次の一通を送る前に使ってほしいんよ。

続きはこちら ↓ 好きな人に送ると返しにくい5つのLINE

参考文献

村上幸史(2023)返信は早い方が良いのか?―携帯メールやLINEにおける「互酬性仮説」の検証.